けい‐しょう【敬称】
1 人名や官職名などの下につけて、または単独に用いて、その人に対する敬意を表す語。「様」「先生」「閣下」など。 2 相手または相手方の事物について、敬意を表す言い方。「あなた」を「貴兄」、「相手...
けい‐じ【兄事】
[名](スル)兄に対するように、敬意と親愛の気持ちをもって仕えること。「—する先輩」
けい‐てい【兄弟】
兄と弟。きょうだい。
兄弟(けいてい)牆(かき)に鬩(せめ)ぐ
《「詩経」小雅・常棣から》兄弟、または仲間どうしが内輪でけんかをする。
兄弟(けいてい)は左右(さゆう)の手(て)なり
《「魏志」王脩伝から》兄弟は、左右の手のように互いに助けあわねばならない。きょうだいは左右の手。兄弟は両の手。
けい‐どく【惸独/煢独】
《「惸」は兄弟のないこと、「独」は子のないひとりみの意》身寄りもない独り者。孤独の身。
けつえん‐かんけい【血縁関係】
親子・兄弟姉妹などの血のつながりを基礎としてつくられた社会的関係。養子などの擬制的関係を含むこともある。血族関係。
けつ‐ご【歇後】
ある語句の後半を省略して、前半でその語句全体の意味をもたせること。「論語」為政の「友二于兄弟一」に基づいて、「友于(ゆうう)」だけで兄弟が仲よくする意に用いる類。
けつみゃく【血脈】
佐藤愛子の長編小説。平成元年(1989)7月、「別冊文芸春秋」誌で連載開始。父紅緑、異母兄サトウ・ハチローら家族の姿を赤裸々に描いた自伝的小説。平成12年(2000)5月に完結。単行本は平成13...
け‐にく・し【気憎し】
[形ク] 1 なんとなく憎らしい。「寄りて傍に伏すに、女、—・くも驚かず」〈宇治拾遺・九〉 2 そっけない。愛想がない。「然(さ)やは—・く仰せ言を映えなうもてなすべき」〈枕・二三〉 3 気詰ま...