ゆげい‐の‐みょうぶ【靫負の命婦】
父・兄または夫が靫負司(ゆげいのつかさ)(衛門府)の官人である女官。
ゆる・ぐ【揺るぐ】
[動ガ五(四)] 1 揺れ動く。ゆれる。ゆらぐ。「大地が—・ぐ」 2 物事の状態や精神が不安定になる。動揺する。ゆらぐ。「体制が—・ぐ」「信念が—・ぐ」 3 ゆったりと構える。「兄殿は…—・ぎた...
よあけあさあけ【夜あけ朝あけ】
住井すゑによる長編の児童文学作品。貧しくも誠実に生きる兄弟の姿を童話風に描く。昭和29年(1954)刊行。同年、第8回毎日出版文化賞受賞。
ようすい‐けんさ【羊水検査】
羊水に含まれる胎児の細胞を採取し、染色体に異常がないかどうかを調べること。35歳以上の高齢出産の妊婦、兄弟や第一子に染色体異常がみられるハイリスク妊婦などを対象に行われている。趣旨をよく理解した...
ようちそが【夜討曽我】
謡曲。四番目物。宮増(みやます)作とされる。曽我物語に取材。曽我兄弟が、父のあだ討ちの供を願う従者の鬼王・団三郎に形見を持たせて帰らせ、夜討ちを果たす。
歌舞伎狂言「夜討曽我狩場曙(ようちそ...
ようちそがかりばのあけぼの【夜討曽我狩場曙】
歌舞伎狂言。時代物。5幕。河竹黙阿弥作。明治14年(1881)東京新富座初演。曽我兄弟の討ち入りを脚色したもの。
よこやま‐りゅういち【横山隆一】
[1909〜2001]漫画家。高知の生まれ。横山泰三の兄。昭和初期から漫画の地位向上に努めた牽引役の一人。かわいらしい絵柄とほのぼのとしたタッチで人気を集め、「フクちゃん」は戦前、戦後にわたり新...
よしつね‐でんせつ【義経伝説】
源義経にまつわる英雄伝説。その生い立ちや、平家追討の際の戦略や行動、兄頼朝の不信からの逃避行、また、平泉で死んだのではなく、蝦夷地(えぞち)へ逃れ、さらに大陸に渡って成吉思汗(ジンギスカン)にな...
よだれ‐くり【涎繰り】
よだれを垂らすこと。また、その人。「兄弟子(あんでし)に口過ごす—めをいがめてやろと」〈浄・手習鑑〉
よつぎそが【世継曽我】
古浄瑠璃の一。時代物。五段。近松門左衛門作。天和3年(1683)京都宇治加賀掾芝居で初演。曽我兄弟あだ討ちの後日譚。