下(した)に下(した)に
「下に居(い)よ」の意で、江戸時代、将軍・大名の行列の先払いが、庶民に土下座をするように促した掛け声。
すず‐の‐そう【鈴の奏】
平安時代、行幸の先払いのために駅鈴の下賜を願うとき、また、還御により返上するときの奏上。少納言の任務とした。
せいし‐ごえ【制し声】
昔、貴人の通行の際、往来の者に注意を与えるため、先払いの者が発した掛け声。警蹕(けいひつ)。
ちはや【襅/千早】
1 巫女(みこ)や台所仕事をする女性のかけた、たすき。 2 巫女や先払いの神人などが着る服。白布に花鳥草木を青摺(あおず)りにした袖無し。
ひつ【蹕】
1 貴人の通行のとき、先払いをすること。みちおさえ。 2 天皇の行幸。鹵簿(ろぼ)。
ピー‐ティー‐エー【PTA】
《prepaid ticket advice》航空旅客運賃先払い制度。
プリペイド【prepaid】
《prepayの過去・過去分詞形》他の語に付いて、先払いであることを表す。「—カード」「—携帯電話」⇔ポストペイド。
プリペイド‐カード【prepaid card】
前払いで購入し、自動販売機や店頭などで現金と同じように使うことができるカード。資金決済法の適用を受ける。料金先払い方式カード。図書カード、テレホンカード、Suica、ICOCA、PASMOなど。...
み‐さき【御先/御前】
1 貴人などの先払い。前駆。 2 神が使者として遣わす動物。カラス・キツネなど。 3 変死人の霊魂。特に、西日本地方でいう。
むこう‐ばらい【向こう払い】
「先払い2」に同じ。