さき‐くぐり【先潜り】
[名・形動](スル) 1 先回りしてこっそりと物事を行うこと。「—して矢張り東京で、何処ぞに匿(かく)したものに相違ないと」〈二葉亭・其面影〉 2 人の言動の先を悪いように推量して、かってにこう...
さき‐ぐい【先食い】
[名](スル)時期が来ていないのに先に使うこと。「予算を—する」
さき‐ぐり【先繰り】
先回りして悪いふうに疑うこと。さきくぐり。「いやに生意気に—をするね」〈逍遥・当世書生気質〉
さき‐ごし【先輿/前輿】
輿の轅(ながえ)の前方を担ぐこと。また、その人。先肩(さきかた)。「人はかはれども祐慶はかはらず、—かいて」〈平家・二〉
さき‐ごめ【先込め】
銃口から弾丸や火薬を詰めること。また、その形式の銃。⇔元込(もとご)め。
さき‐ごろ【先頃】
今日から少し前のころ。このあいだ。せんだって。先日。「—発見された化石」
さき‐さがり【先下(が)り】
前の方が垂れ下がっていること。後ろから前に向かって傾いていること。まえさがり。
さき‐さま【先様】
相手、または話題に上っている人を敬っていう語。先方様。「—のご都合はいかがですか」
さき‐ざき【先先/前前】
1 これから過ごす遠い先。行く末。のちのち。「—のことを考える」 2 出かける場所場所。「行く—で歓迎を受けた」 3 以前。まえまえ。「—から周到の用意をしていた」 4 それぞれの端の部分。はし...
さきしま‐しょとう【先島諸島】
沖縄県西南部にある宮古諸島と八重山諸島の総称。