いち‐しきかく【一色覚】
先天色覚異常の一。色の識別に関与する3種類の網膜錐体細胞のすべて、または2種類の機能が失われている場合に起こる。色を識別できず、外界は白黒写真のように明暗と濃淡で知覚される。数万人に1人ときわめ...
いちじいっせき‐きょう【一字一石経】
経文を墨または朱で、小石一つに1字ずつ書き写したもの。先祖などの冥福を祈って地中に埋める。→経石(きょういし)
いちじくじょう‐かじょ【無花果状花序】
花軸の先端が多肉の壼状になり、内面に多数の花をつけるもの。イチジク・イヌビワにみられる。隠頭花序。
一日(いちじつ)の長(ちょう)
《「論語」先進から》 1 年齢が少し上であること。 2 知識・経験・技能などが少しすぐれていること。「芸においては彼に—を認める」
いち‐じん【一陣】
1 風や雨がひとしきり激しく吹いたり降ったりすること。「—の風」「—の驟雨(しゅうう)」 2 陣立てで、いちばん前の隊列。先陣。先鋒(せんぽう)。「鎮西八郎為朝、—を承って固めたり」〈保元・中〉...
いち‐ぞく【一族】
同じ祖先から出た者たち。血のつながりのある者たち。同族。一門。
いち‐はな【一端】
いちばん先。真っ先。
いちはな‐がけ【一端駆け】
(ふつう「に」を伴って副詞的に用いる)いちばん先にすること。「今朝は誰れより—に目を覚まし」〈一葉・うつせみ〉
いち‐はやく【逸早く/逸速く】
[副]《形容詞「いちはやし」の連用形から》真っ先に。すばやく。「—現場に向かう」「—手を引く」
いちばん‐がけ【一番駆け】
1 戦場で、いちばん先に敵陣に突っ込んで戦うこと。また、その人。 2 人に先んじてすること。また、その人。いちはながけ。