みとあたわ・す
《「あたわす」は、交合する意の動詞「あたう」に尊敬の助動詞「す」が付いたもの》交合なさる。結婚なさる。「その八上比売(やがみひめ)は先のちぎりの如く—・しつ」〈記・上〉
ミトコンドリア‐イブ【mitochondrial eve】
イブの仮説で、現在の人類の母系祖先を遡っていったとき、最初にたどりつく、共通する一人の女性祖先のこと。 [補説]現在の人類はミトコンドリアイブの遺伝子を受け継いではいるが、人類がその女性から始ま...
ミトコンドリア‐ディーエヌエー【ミトコンドリアDNA】
《mitochondrial DNA》細胞内のミトコンドリア内に存在するDNA。核DNAに含まれるDNAに比べて小さく、塩基対の数も小さい。母親由来でしか受け継がれないため、現生人類の母系祖先を...
みとめ【認め】
1 みとめること。 2 「認め印」の略。 3 見通し。予測。「先の—が付かなかった」〈二葉亭訳・片恋〉
みなとがわ‐じん【港川人】
昭和45年(1970)から昭和47年(1972)にかけて沖縄県具志頭村(現在の八重瀬町)の採石場で発見された数体分の化石人骨。更新世末期の約1万8000〜1万7000年前のものとされる。石器など...
ミナハサ‐はんとう【ミナハサ半島】
《Semenanjung Minahasa》インドネシア中部、スラウェシ島北部にある東に延びる半島。中部スラウェシ州および北スラウェシ州に属す。ミナハサ人が多く居住し、キリスト教徒が大半を占める...
み‐なら・う【見習う/見倣う】
[動ワ五(ハ四)]人のすることを見て覚える。見て学ぶ。また、見てまねをする。「先輩を—・う」「よいところだけ—・いなさい」
み‐なわ【身縄/水縄】
和船で、帆桁の中央に結びつけ、帆柱の先端の滑車を通して船尾に引き、帆を上下させる縄。
みね‐ざくら【峰桜/嶺桜】
バラ科の落葉小高木。本州中部以北の高山に自生し、葉は倒卵形で先が尾状にとがる。5、6月ごろ、葉と同時に淡紅色の5弁花を開き、黒い球形の実を結ぶ。たかねざくら。
み‐の‐て【箕の手】
《「みので」とも》 1 武具の一。先に左右に突き出た形の金具を取り付けた指物。転風(てんぷ)。 2 「箕の手形(なり)」の略。「敵を—に引き受け」〈浄・今川了俊〉