もち‐ざお【黐竿】
小鳥や昆虫を捕らえるために、先端にとりもちをつけた竹竿。
もっ‐きん【木琴】
打楽器の一。堅い木片を音階順に並べ、先に球のついた棒で打って音を出す。シロホン。
もっ‐こ【物故】
[名](スル)「ぶっこ(物故)」に同じ。「先生の父君は—せられて」〈蘆花・思出の記〉
もと‐かた【本方/元方】
1 宮廷の御神楽(みかぐら)のとき、二組に分かれた歌い手のうち、先に歌いはじめる方。神殿に向かって左側に位置する。⇔末方(すえかた)。 2 卸売りする店。問屋。また、製造元。 3 事業の元手を出...
もと‐ごめ【元込め】
弾薬を銃身・砲身の後ろの部分から装塡(そうてん)すること。また、その形式の銃砲。後装。⇔先込め。
もと‐すえ【本末】
1 本と末。上と下。また、先とあと。 2 草木の幹と枝葉。また、上枝と下枝。 3 物事の根本と枝葉。大切なこととそうでないこと。ほんまつ。 4 物事の始めと終わり。また、始めから終わりまで。一部...
もと‐つな【元綱】
《「もとづな」とも》綱をつけて物を引くとき、引かれる物に近い方の綱。また、それを引く人。⇔先綱。
もと‐ほととぎす【本時鳥/旧杜鵑】
先年も来て鳴いた、なじみのホトトギス。「あをによし奈良の都は古りぬれど—鳴かずあらなくに」〈万・三九一九〉
もどり‐えき【戻り益】
金融機関が積み立てた貸倒引当金が、その後融資先企業の業績が回復するなどして不要となり、利益に計上されること。
ものい‐ぐつ【物射沓】
騎射用の沓。なめし革で作り、黒漆を塗り、つま先をしぼって襞(ひだ)を設ける。