えいよう‐らん【栄養卵】
先に孵化した個体に食べられる、孵化前の卵。雌が余分に産卵したもので、餌場環境が悪化したときなどに摂食される。昆虫のほか、一部のカエルなどの脊椎動物に見られる。
エオス【Eōs】
ギリシャ神話で、曙(あけぼの)の女神。2頭立ての馬車に乗り、太陽神ヘリオスの先駆として空を走る。ローマ神話のアウロラ(オーロラ)にあたる。
えきか‐どうみゃく【腋窩動脈】
鎖骨下動脈から続く動脈。第1肋骨(ろっこつ)の外側縁から大円筋の下縁まで(肩口から腋の下にかけて)の部分をいい、その先は上腕動脈と呼ばれる。
えきたい‐くうき【液体空気】
空気を圧縮または冷却して液化したもの。わずかに青みを帯び、沸点は1気圧下でセ氏零下約190度。放置すると沸点の低い窒素が先に蒸発し、あとに酸素が多くなるため、工業的に窒素と酸素を得るのに利用して...
えき‐どめ【駅止(め)/駅留(め)】
鉄道で運ばれる荷物を、あて先まで配達しないで、着駅で受取人に渡すようにした扱い。「—荷物」
えきふにっき【駅夫日記】
白柳秀湖の中編小説。明治40年(1907)「新小説」誌に発表。東京の目黒駅に勤める青年を主人公とした作品で、大正労働文学の先駆的作品として文学史的にも重要。
エクスマウス【Exmouth】
オーストラリア、西オーストラリア州西部の町。インド洋に突き出たノースウエスト岬の先端に位置する。世界遺産(自然遺産)に登録されたニンガルーリーフへの観光拠点。ダイビングスポットとして有名。
エクルートナ【Eklutna】
米国アラスカ州、アンカレジの北東約40キロメートル、クニック入り江に面する村。エクルートナ湖やサンダーバード滝があるチュガッチ州立公園の玄関口にあたる。ロシア正教会の影響を受けたとされる、先住民...
エコ‐ツアー
《(和)eco+tour》旅行代金の一部を、旅行先と関係のある遺跡保存や環境保護などの基金に寄付するツアー。また、環境問題に重点を置いて実施される観光旅行。エコツーリズム。
エコバンク【ecobank】
環境銀行。環境改善や平和目的の開発などに携わる企業への優先的な融資を目的とするもの。1987年に西ドイツ(当時)に世界で初めて設立された。