ぬめ【絖】
生糸を用いて繻子織(しゅすおり)にして精練した絹織物。生地が薄く、滑らかで光沢があり、日本画用の絵絹や造花などに用いられる。天正年間(1573〜1592)に中国から京都西陣に伝来。日本でも織られた。
ぬめ‐かわ【滑革/𩊠】
牛皮をタンニンでなめした、光沢と弾力のある皮革。革細工に用いる。
ネイル‐エナメル【nail enamel】
つめに光沢や色をつけるために塗るエナメル。
ねくい‐はむし【根食葉虫】
ハムシ科の昆虫。体は小形で細長く、金属光沢があり、腹側には銀色の微毛が密生する。半水生。幼虫は水草やスゲの根を食べる。いねねくいはむし。ねくいむし。
ねり‐いと【練(り)糸】
生糸を灰汁(あく)・石鹸(せっけん)やソーダ溶液で処理して膠質(にかわしつ)のセリシンを除去した、柔らかく光沢のある絹糸。
ねり‐じま【練り縞】
熨斗目(のしめ)の純白で光沢のある絹織物。「—の裏形に、いかなる絵師か筆をうごかせし」〈浮・一代女・四〉
のこぎり‐かみきり【鋸天牛】
カミキリムシ科の昆虫。体は赤褐色または黒褐色で鈍い光沢があり、雄の触角は鋸状。夜行性で灯火に集まる。幼虫は杉・ヒノキなどの倒木に食い入る。
ノン‐グレア【non-glare】
コンピューターのディスプレーなどの表面に施される反射防止加工のこと。アンチグレア。非光沢。
はくえん‐こう【白鉛鉱】
炭酸鉛からなる鉱物。無色・白・灰色などで金剛光沢があり、板状・錐状の結晶。斜方晶系。鉛の鉱石。
はく‐てっこう【白鉄鉱】
鉄の硫化鉱物。淡い真鍮(しんちゅう)色で金属光沢がある。板状・錐状結晶や塊状をなすことが多い。斜方晶系。黄鉄鉱と同じ化学組成であるが、結晶系が異なる。マーカサイト。