ビーシージー‐ようてん【BCG陽転】
BCGの接種によりツベルクリン反応が陽性になること。結核に対する免疫を得たことを示す。
ピー‐アイ‐ティー【PIT】
《photoimmunotherapy》⇒光免疫療法
ピーディー‐ワン【PD-1】
《programmed cell death 1》抗原によって活性化したT細胞の表面に発現する膜たんぱく質。過剰な免疫反応を抑制する免疫チェックポイントとして機能する。ある種のがん細胞は、PD-...
ふいく‐しょう【不育症】
妊娠はするが、流産や早産を繰り返し、生児を得られない病態の総称。反復・習慣流産のほか、死産・早期新生児死亡を繰り返す場合なども含まれる。原因として染色体異常・子宮形態異常・内分泌異常・血液凝固異...
ふかつか‐ワクチン【不活化ワクチン】
ワクチンのうち、抗原となるウイルスや細菌などの微生物を不活化し、毒性を弱めたもの。免疫の持続期間が短いため、一定の間隔をおいて数回の接種が必要となる。日本脳炎、インフルエンザ、B型肝炎などのワク...
ふく‐はんのう【副反応】
ワクチンの接種を受けた後に生じる、接種部位の腫れや発赤・発熱・発疹などの症状をいう。 [補説]治療薬による投与目的以外の作用は通常副作用とよぶが、ワクチンは生体の免疫反応を期待して接種するもので...
ふ‐ぜんかん【不善感】
種痘(しゅとう)の効果が現れず、免疫を生じない状態。
ブイエルピー‐ワクチン【VLPワクチン】
《VLP vaccine》病原体のウイルスと同様の外部構造をもつウイルス様粒子(VLP)を用いたワクチン。遺伝子を含まないため、感染能力がなく、免疫系に対して効率よく抗原を提示することができる。
ぶんし‐めんえきがく【分子免疫学】
免疫の仕組みを細胞・分子・遺伝子のレベルで研究する学問分野。
ブースター‐こうか【ブースター効果】
自然感染または予防接種によってできた免疫は時間の経過によってだんだん弱くなるが、ふたたび抗原に接触することで、より免疫の機能が強まること。追加免疫効果。