免(まぬが)れて恥(はじ)なし
法の目を逃れているのをよいことにして、悪事を恥じようとしない。
まぬが・れる【免れる】
[動ラ下一][文]まぬが・る[ラ下二]《「まぬかれる」とも》身に受けては好ましくないことから逃れる。また、避けてそれにかかわらない。「戦火を—・れる」「責任を—・れる」
まのが・る【免る】
[動ラ下二]《「まのかる」とも》「まぬがれる」に同じ。「悪しき身—・れむ」〈宇津保・俊蔭〉
めん【免】
1 やめさせること。免官・免職。「卑(ひく)い処では—が恐いという肚(はら)で」〈紅葉・二人女房〉 2 ゆるすこと。免除すること。「—ヲヤル」〈日葡〉 3 江戸時代、石高(こくだか)または収穫高...
めん【免】
[常用漢字] [音]メン(呉) [訓]まぬかれる まぬがれる 1 見逃してやる。まぬかれさせる。まぬかれる。「免疫・免罪・免除・免税・免責/減免・赦免・放免・宥免(ゆうめん)」 2 許可する。「...
めん‐えき【免役】
1 服役を免除すること。 2 兵役を免除すること。 3 服役囚の就役を免除すること。
めん‐えき【免疫】
1 病原体や毒素、外来の異物、自己の体内に生じた不要成分を非自己と識別して排除しようとする生体防御機構の一。本来は、ある特定の病原体に一度感染して回復できると抵抗性をもつようになり、同じ病気にか...
めんえき‐おうとう【免疫応答】
免疫を担当する細胞が外来性および内因性の異物を抗原と認識し、特異的に応答して行われる反応。
めんえき‐かいひ【免疫回避】
⇒免疫逃避
めんえき‐かんよう【免疫寛容】
特定の抗原、例えば自己構成成分に対して、免疫反応を示さない状態。免疫トレランス。