かぶと‐ばな【兜花】
トリカブトの別名。
かぶと‐むし【兜虫/甲虫】
コガネムシ科の昆虫。体長4〜5センチ。体は黒褐色でつやがあり、雄は頭に角をもつ。主に夜活動し、クヌギ・サイカチなどの樹液を吸う。腐葉土中に産卵し、幼虫は越冬ののち、7月ごろ成虫となる。北海道南部...
かぶと‐やき【兜焼(き)】
タイなどの頭を照り焼きにした料理。ふつう目と目の間から包丁を入れ、二つに開いて焼く。
兜(かぶと)を脱(ぬ)・ぐ
《降伏の意思表示であるところから》相手の力を認めて降参する。「君の熱意には—・ぐよ」
と【兜】
[人名用漢字] [音]ト(呉) トウ(漢) [訓]かぶと 〈ト〉 1 かぶり物。「兜巾(ときん)」 2 梵語の音訳字。「兜率(とそつ)」 〈トウ〉かぶと。
とう【兜】
⇒と
と‐きん【頭巾/兜巾/頭襟】
修験道の山伏がかぶる小さな布製のずきん。ひもで下あごに結びとめる。
とそつ【兜率/都卒】
《(梵)tusitaの音写。上足・妙足・知足と訳す》「兜率天」の略。
とそつ‐てん【兜率天】
仏語。六欲天の第四天。内院と外院があり、内院は将来仏となるべき弥勒菩薩(みろくぼさつ)が住するとされ、外院は天衆の住む所とされる。都史多天。
とばつ‐びしゃもん【兜跋毘沙門】
西域に起源をもつとみられる異形の毘沙門天。兜跋は「吐蕃(とばん)」の転ともいう。