いれ‐もじ【入れ文字】
和歌の中に特定の文字を隠して詠み入れること。例えば「うつせみ」を詠み込んだ「波のうつ瀬見れば玉ぞ乱れける拾はば袖にはかなからむや」〈古今・物名〉の類。
いれ‐もとゆい【入れ元結】
普通の元結を締めた上に、さらに飾りとして結んでいた子供用の元結。大元結。化粧元結。絵元結。
いれ‐もの【入れ物/容れ物】
1 物を入れる器物。容器。うつわ。 2 棺(ひつぎ)をいう忌み詞。
い・れる【入れる/容れる】
[動ラ下一][文]い・る[ラ下二] 1 外側にあるものを、ある範囲内、内側の場所に移す。 ㋐外から中に移し置く。また、はいらせる。「冷蔵庫に—・れる」「部屋に風を—・れる」 ㋑支払うべきものを納...
いれ‐わた【入れ綿】
布団などに綿を入れること。また、その綿。
しお【入】
[接尾]助数詞。染色のときに染料に布を浸す度数を数えるのに用いる。また、古く、酒を醸造するとき、酒を醸(か)む回数を数えるのにも用いる。「紅の八—の衣」〈万・二六二三〉 「八—折の酒を醸み」〈記...
しお‐くび【塩首/潮頸/入首】
槍の穂先の柄に接した部分。けらくび。
じっ‐こん【入魂】
[名・形動]《「じゅこん(入魂)」の音変化》「昵懇(じっこん)」に同じ。「介錯は—の山伏の由に候」〈鴎外・興津弥五右衛門の遺書〉
じゅ【入】
⇒にゅう
じゅ‐いん【入院】
[名](スル) 1 「にゅういん(入院)」に同じ。「病院に病者—の規則」〈魯文・西洋道中膝栗毛〉 2 僧が住職となって寺に入ること。「本年(ことし)二月の末に帰寂(かくれ)て後住が—せしかば」〈...