はち‐がつ【八月】
一年の8番目の月。葉月(はづき)。《季 秋》「—の太白低し海の上/子規」
はちがつ‐おどり【八月踊(り)】
奄美群島・沖縄本島などで、陰暦8月に行われる民俗舞踊。老若男女が広場で輪になって歌をかけ合いながら踊る。
はちがつとおか‐ペーパー【八月十日ペーパー】
⇒8.10ペーパー
はちがつのごしょグラウンド【八月の御所グラウンド】
万城目学の中編小説集。令和5年(2023)刊行。表題作のほか、「十二月の都大路上下(カケ)ル」を収める。第170回直木賞受賞。
はちがつのひかり【八月の光】
《原題Light in August》フォークナーの長編小説。1932年刊。禁酒法時代の米国南部の架空の郡を舞台に、人種問題に起因する青年の孤独と悲劇を描く。
八月(はちがつ)の槍(やり)
《八月には盂蘭盆(うらぼん)があるので、「盆」と「槍」から》ぼんやりしていることをいうしゃれ。七月の御槍(おやり)。
はちがつのラプソディー【八月の狂詩曲】
黒沢明監督・脚本による映画の題名。平成3年(1991)公開。被爆体験を持つ祖母と孫たちの、ひと夏の交流を描く。原作は村田喜代子による芥川賞受賞小説「鍋の中」。
はちがつのろじょうにすてる【八月の路上に捨てる】
伊藤たかみの短編小説。平成18年(2006)発表。同年、第135回芥川賞受賞。