かん‐しゃ【官舎】
1 国や自治体が建てた公務員の宿舎。公務員住宅。 2 役所。役所の建物。「小さき僧、阿清を引きて—の外に出でて」〈今昔・一七・一八〉
かん‐しょく【官職】
1 官と職。官は職務の一般的種類、職は担当すべき職務の具体的範囲を示す呼び方。 2 国の機関において、公務員が具体的な職務と責任をもって占める地位。「—を得る」
かんぷきん‐さぎ【還付金詐欺】
公務員などを装って、税金や保険料を還付すると偽り、逆に現金を指定した口座に振り込ませてだまし取る詐欺行為。→振り込め詐欺
かんみんじんざいこうりゅう‐センター【官民人材交流センター】
各省庁が個別に行っていた国家公務員の再就職(天下り)あっせんを一元化する目的で、内閣府に設置された機関。国家公務員法の改正に伴い、平成20年(2008)に発足。 [補説]再就職支援業務は平成22...
かん‐む【官務】
1 官庁の業務。官吏・公務員の職務。 2 律令制で、太政官(だいじょうかん)弁官局の左大史・右大史の称。また、平安時代以後、代々この職を務めた小槻(おづき)家の称。→局務(きょくむ)
かん‐り【官吏】
1 国家公務員のこと。役人。官員。「—登用」 2 明治憲法下で、天皇の大権に基づいて任命され、国家に対し忠順かつ無定量の公務に服した者。高等官および判任官をさす。
かんり‐ふくむきりつ【官吏服務紀律】
明治憲法下で、官吏の服務上の義務を規定していた法規。明治20年(1887)勅令三九号で発布。昭和23年(1948)国家公務員法の施行により廃止。
かん‐りょう【官僚】
役人。官吏。特に、政策決定に影響力をもつ中・上級の公務員。
がいこう‐りょけん【外交旅券】
外務公務員などが国の用務で渡航する場合に発給される旅券。公用旅券の一種。表紙は濃茶色で「DIPLOMATIC PASSPORT」の表記がある。→一般旅券
がいむ‐こうむいん【外務公務員】
外務公務員法に規定する国家公務員。職務と責任の特殊性から、職階制・給与・任免などに特例をもつ。特命全権大使・特命全権公使・特派大使・政府代表・全権委員・外務職員など。