きょう‐やく【共役/共軛】
1 数学で、二つの角・線・点・図形・数などが互いに対称的あるいは相補的関係にあり、入れ換えてもその関係に変化のないこと。 2 環状構造をもつ不飽和化合物において二重結合が交互に存在すること。
きょう‐やく【共訳】
[名](スル)二人以上の人が共同で翻訳すること。また、その訳したもの。
きょうやく‐かく【共役角】
頂点と2辺を共有していて、互いに反対側にある二つの角。両方の角を合わせると360度になる。
きょうやく‐けい【共役径】
楕円・双曲線の一方の直径に垂直な他方の直径。
きょうやく‐こ【共役弧】
円周上の二点によって分けられる二つの弧。
きょうやく‐こうばいほう【共役勾配法】
大規模な一次の連立方程式を、反復計算によって収束させて解くアルゴリズム。最適化問題をはじめ、数値解析の分野でよく用いられる。CG法。
きょうやく‐だんそう【共役断層】
地殻に水平方向の同じ圧縮(または引っ張り)力が働いたとき、互いに断層面が直交し、ずれの向きが逆向きになる断層の組。
きょうやく‐てん【共役点】
二点が互いに特別な位置関係にあり、互いに入れ換えてもその関係に変化のない点。
きょうやく‐ふくそすう【共役複素数】
複素数a−biに対して、複素数a+biのこと。複素共役。
きょう‐ゆう【共有】
[名](スル) 1 一つの物を二人以上が共同で持つこと。「秘密を—する」「—財産」 2 共同所有の一形態で、二人以上の者が同一物の所有権を量的に分有する状態。最も個人的色彩の強いもの。⇔専有。→...