ロー‐ちゅうかんし【ρ中間子/ロー中間子】
中間子の一。質量は電子の約1520倍で、電荷は正・負・中性の3種あり、スピンは1。共鳴状態とよばれる一時的にゆるく結合した不安定粒子として観測され、崩壊して2個のπ中間子になる。
ローマ【Roma】
イタリア共和国の首都。同国中部、テベレ川下流域に位置し、市内には七つの丘や世界最小のバチカン市国がある。古代ローマ帝国の首都。ローマ教皇庁所在地として長くヨーロッパの政治・文化・宗教の中心。パ...
ローマ‐こくりつびじゅつかん【ローマ国立美術館】
《Museo Nazionale Romano》イタリアの首都ローマにある美術館。ローマとその付近から出土した、古代ギリシャ・ローマ時代の彫刻や壁画などを展示する。敷地内に4世紀初頭の公共浴場(...
ローマ‐じょうやく【ローマ条約】
1957年3月にローマで調印された、欧州経済共同体(EEC)条約と欧州原子力共同体(EURATOM)条約のこと。ベルギー・ドイツ・フランス・イタリア・ルクセンブルク・オランダの6か国が調印し、1...
ローマ‐ていこく【ローマ帝国】
西洋古代最大の帝国。前8世紀ごろ、ラテン人がテベレ川下流域に建てた都市国家に始まり、王政、のち共和政(前509〜前27)を経て、前27年、内乱を収拾したオクタビアヌスの即位により帝政に移行。最盛...
ローマ‐びじゅつ【ローマ美術】
前8世紀から後4世紀ごろまで、ローマ人が支配した地域において行われた美術。ギリシャ美術の影響を強く受けながら、実用的な公共建築、歴史的事績を表した装飾浮き彫り、肖像彫刻などに特色を示した。
ワイマール‐きょうわこく【ワイマール共和国】
第一次大戦後成立したドイツ共和国の通称。十一月革命(ドイツ革命)を指導した社会民主主義勢力が、1919年にワイマールで国民議会を開き、ワイマール憲法を制定して、18の連邦からなる共和国として成立...
ワイマール‐けんぽう【ワイマール憲法】
1919年、ワイマールで開かれた国民議会で制定されたドイツ共和国憲法。国民主権、男女平等の普通選挙の承認に加えて、新たに所有権の義務性、生存権の保障などを規定し、20世紀の民主主義憲法の典型とさ...
ワイルド‐コースト【Wild Coast】
南アフリカ共和国南東部、東ケープ州のインド洋沿岸部の通称。イーストロンドンからクワズールナタール州との境界付近までをさす。コーサ人が多く居住する。自然のままの砂浜や岩礁、自然林が広がり、コーヒー...
ワイルドライフ‐マネジメント【wildlife management】
科学的な調査・研究に基づく、野生動物の保護管理。有害鳥獣を駆除するだけではなく、生息環境や個体数の適切な管理を通じて、野生動物による農林業や人身への被害を防止し、人と野生動物の共存を図ることを目...