とっか‐へい【特科兵】
旧日本陸軍で、歩兵科以外の兵科の兵の総称。騎兵・砲兵・工兵・航空兵・憲兵など。
とんでん‐へい【屯田兵】
1 土着して平時は農業に従事している兵。 2 明治政府が北海道の開拓と警備のために設置した農兵。明治8年(1875)から同37年まで続いた。
にとう‐すいへい【二等水兵】
旧海軍における水兵科の兵の4階級の一つ。昭和17年(1942)以前は第2位の階級だったが、同年以降は四等水兵を改称してこう呼び、一等水兵(元の三等水兵)の下で最下位となった。
にとう‐へい【二等兵】
陸空軍兵士の階級の一。最下位のもの。海軍では二等水兵。
のう‐へい【農兵】
1 平時は農業に従事し、事あるときには武装して兵となる者。屯田兵。 2 江戸末期、幕府・諸藩が農民で組織した軍隊。また、その兵士。
はい‐へい【廃兵/癈兵】
戦争で負傷して身体障害者となり、再び戦闘に従事できなくなった兵。
はい‐へい【敗兵】
戦いに負けた兵士。
はく‐へい【白兵】
抜き身の刀。白刃。また、刀・剣・槍などの武器。
は‐へい【派兵】
[名](スル)軍隊を派遣すること。「海外に—する」 [補説]書名別項。→派兵
はへい【派兵】
高橋治の処女小説。シベリア出兵をテーマとし、「シベリア出兵」「シベリアの虹」「雪と吹雪と」「凍土の孤影」の4部からなる。「朝日ジャーナル」誌に連載、単行本は昭和48年(1973)に刊行開始。