グロリア【(ラテン)・(英)gloria】
1 《栄光あれの意》ミサ典礼の式文の一。栄光の賛歌。→ミサ曲 2 縦糸は絹糸、横糸は梳毛糸(そもうし)または綿糸で織った目の密な交ぜ織り。傘地に多く用いる。グローリア。
こう‐け【高家/豪家】
1 格式の高い家。由緒正しい家柄。また、権勢のある家柄。名門。摂関家や武家の名族をいう。 2 後ろだてとする権勢。また、その権勢を借りていばること。「大将殿をぞ—には思ひ聞こゆらむ」〈源・葵〉 ...
コプト‐ご【コプト語】
ハム諸語の一つで、古代エジプト語を継承する言語。エジプトのキリスト教徒によって広く話されたが、のちアラビア語に圧迫され、16世紀にはほとんど話されなくなった。現在ではコプト教会の典礼用語としてわ...
コル‐ニドライ【Kol Nidrei】
ブルッフのチェロと管弦楽のための協奏的作品。ニ短調。1880年頃の作曲。ユダヤ教の祭日に歌われる典礼歌の旋律を採り入れている。
サンクトゥス【(ラテン)Sanctus】
《聖なるかな、の意》ミサ典礼の式文の一。感謝の賛歌。→ミサ曲
し‐さい【司祭】
カトリック教会・ギリシャ正教会・聖公会の聖職者。カトリック教会では司教の下位にあり、ミサを執行し、洗礼などの秘跡を与え、説教をするなど教会の儀式・典礼をつかさどる。
しゅうがいしょう【拾芥抄】
南北朝時代の百科便覧。3巻。洞院公賢(とういんきんかた)撰、玄孫の実熙(さねひろ)増補。歳時・文学・風俗・諸芸・官位・典礼など99部に分け、漢文で簡略に記述。拾芥略要抄。
シュルデシュティ【Şurdeşti】
ルーマニア北部、マラムレシュ地方の村。18世紀に建造された東方典礼カトリック教会の聖大天使聖堂があり、1999年に「マラムレシュ地方の木造聖堂群」の一つとして世界遺産(文化遺産)に登録された。ス...
せいセルジウス‐しゅうどういん【聖セルジウス修道院】
《St. Sergius Convent》シリア南西部の町マアルーラにある東方典礼カトリック教会の修道院。4世紀初めにゼウス神殿があった場所に創設。世界最古の教会の一つとして知られる。聖サルキス...
せいぼマリアのゆうべのいのり【聖母マリアの夕べの祈り】
《原題、(イタリア)Vespro della Beata Vergine》モンテベルディの教会音楽。1610年刊。ローマ教皇パウロ5世に献呈。カトリック教会の晩の典礼に基づく。作曲当時、前例のな...