襁褓(むつき)の内(うち)
産着をきていた時代。ごく幼いころ。「まだ—を出でざるにひとし」〈鴎外訳・即興詩人〉
むね‐の‐うち【胸の内】
心の中で思っていること。腹の内。胸中(きょうちゅう)。「—を明かす」
めいしょ‐あんない【名所案内】
旅行者のために、各地の名所の景観・由緒・交通などについて説明すること。また、その印刷物。
や‐うち【家内】
1 家のなか。「三階建の、—が広いだけ一層寂しく」〈里見弴・大道無門〉 2 一つ家に住んでいる人。家族の者。また、親類の者。「—残らず女郎はいやがれど」〈浮・五人女・一〉
やしき‐うち【屋敷内】
屋敷のなか。家屋の建っている敷地のなか。
やぬち【家内/屋内】
《「やのうち」の音変化》いえのうち。屋内。「櫛(くし)も見じ—も掃(は)かじ草枕旅行く君を斎(いは)ふと思(も)ひて」〈万・四二六三〉
やまうち【山内】
姓氏の一。 [補説]「山内」姓の人物山内一豊(やまうちかずとよ)山内一弘(やまうちかずひろ)山内豊信(やまうちとよしげ)山内溥(やまうちひろし)山内容堂(やまうちようどう)
やまのうち【山内】
姓氏の一。 [補説]「山内」姓の人物山内以九士(やまのうちいくじ)山内一豊(やまのうちかずとよ)山内豊信(やまのうちとよしげ)山内容堂(やまのうちようどう)
夜目(よめ)遠目(とおめ)笠(かさ)の内(うち)
夜見るとき、遠くから見るとき、笠に隠れた顔の一部をのぞいて見るときは、はっきり見えないので実際より美しく見えるものである。多く、女性にいう。
らく‐ない【洛内】
都の中。京都の市内。洛中。⇔洛外。