おか・す【侵す】
[動サ五(四)]《「犯す」と同語源》 1 他者の権利・権限などを損なう行為をする。侵害する。「所有権を—・す」「思想の自由を—・してはならない」 2 他国の土地に不法に入り込む。侵入する。侵略す...
おか・す【冒す】
[動サ五(四)]《「犯す」と同語源》 1 危険や困難を覚悟のうえで、あえてする。「風波を—・して出港する」 2 聖域・尊厳などを汚し傷つける。「神聖にして—・すべからず」 3 他家の姓を名のる。...
じゅうごしょうねん【十五少年】
フランスの作家、ジュール=ベルヌの冒険小説「2年間の休暇(Deux ans de vacances)」(1888)を森田思軒が少年向けに日本語訳したもの。訳は英語版からの抄訳。明治29年(189...
ぼう【冒】
[常用漢字] [音]ボウ(漢) [訓]おかす 1 むやみに突き進む。物事を押し切ってする。おかす。「冒険・冒涜(ぼうとく)/感冒」 2 上に覆いかぶさる。「冒頭」
ぼう‐けん【冒険】
[名](スル)危険な状態になることを承知の上で、あえて行うこと。成功するかどうか成否が確かでないことを、あえてやってみること。「前途に多くの—が待ち受ける」「—してみる価値がある」「—者」「—心」
ぼうけん‐しょうせつ【冒険小説】
主人公の冒険を主内容とした娯楽小説。
ぼう‐しつ【冒疾/媢嫉】
[名](スル)ねたみにくむこと。「真に羨まれ且つ或は—されて居るのだ」〈露伴・不安〉
ぼう‐しょう【冒称】
[名](スル)勝手に他の姓や名称をなのること。「耶蘇の門徒と—し」〈中村訳・自由之理〉
ぼう‐とう【冒頭】
1 文章・談話のはじめの部分。「手紙の—」 2 物事のはじめの部分。「交渉が—から難航する」
ぼうとう‐ちんじゅつ【冒頭陳述】
刑事訴訟で、証拠調べのはじめに、検察官が証拠によって証明しようとする事実を明らかにする陳述。そのあとで、被告人側も同様のことができる。