しゃしん‐せいはん【写真製版】
写真を応用して印刷用の版を製作する方法。文字・絵画などの原稿を撮影してネガまたはポジを作り、感光性のある版材に焼き付けて、凸版・平版・凹版・グラビア版などを作る。
しゃしん‐そくりょう【写真測量】
撮影した写真から、対象物の位置・大きさ・形状などを判定・測量すること。空中写真測量・地上写真測量などがある。→フォトグラメトリー
しゃしん‐ぞめ【写真染(め)】
感光性の薬剤を塗布した布に光学的方法で画像を写し、そのまま、または他の薬剤を用いて発色させて染色する方法。
しゃしん‐たて【写真立て】
写真を入れて、机の上などに立てて飾るための額縁。フォトフレーム。
しゃしん‐ちしつがく【写真地質学】
地質学の一分野。航空機、ドローン、人工衛星などで撮影した地表の写真から、地質構造や岩質などを調査分析する。
しゃしん‐ちょう【写真帳】
写真をはっておくための帳面。アルバム。
しゃしん‐てんちょうとう【写真天頂筒】
天頂付近を通過する恒星を写真によって観測し、時刻と緯度を測定する特殊な望遠鏡。筒は鉛直に固定してあり、水平に180度回転できるレンズ・水銀反射盤・写真乾板からなる。
しゃしん‐でんそう【写真電送】
写真・絵画などを電気信号に変えて遠方に電送し、受信側でこれを組み立て、原図どおりの像をフィルムまたは印画紙上に焼きつけること。
しゃしん‐でんぽう【写真電報】
写真電送によって写真・書画・文章などを遠隔地に送り、これを再現する仕組みの電報。
しゃしん‐とうきゅう【写真等級】
写真乾板に撮影した星の黒さを調べて光の強さを知り、これを等級に換算したもの。写真は肉眼より青色の方に強く感じるので、星の色によって実視等級と異なる値になる。