こごえ‐じに【凍え死に】
[名](スル)寒さのために、からだが冷えて死ぬこと。凍死。《季 冬》
こごえ‐つ・く【凍え付く】
[動カ五(四)]こおってくっつく。こおりつく。「波しぶきが甲板に—・く」
こごえ‐は・てる【凍え果てる】
[動タ下一][文]こごえは・つ[タ下二]すっかり凍えてしまう。凍えきってしまう。「—・てた手足を暖める」
こご・える【凍える】
[動ア下一][文]こご・ゆ[ヤ下二]寒さのために、からだが冷えきって固くなり、自由がきかなくなる。「手足が—・える」「からだのしんまで—・える寒さ」《季 冬》
こごえるきば【凍える牙】
乃南アサのミステリー小説。平成8年(1996)発表。同年、第115回直木賞受賞。平成13年(2001)と平成22年(2010)にテレビドラマ化。
こご・ゆ【凍ゆ】
[動ヤ下二]「こごえる」の文語形。
こ・ゆ【凍ゆ】
[動ヤ上二]こごえる。「飢ゑ—・ゆるときには」〈前田本仁徳紀〉
しばれるひとみ【凍れる瞳】
西木正明の小説。昭和63年(1988)刊行。同年、「端島の女」とあわせ第99回直木賞受賞。平成元年(1989)ドラマ化。
しみ【凍み】
1 こおること。「—豆腐」 2 寒さが厳しいこと。「今夜は少し—が強いようですな」〈山本有三・波〉
しみ‐こお・る【凍み氷る】
[動ラ四] 1 かたくこおる。こおりつく。「雪いたう積もりて—・りたる呉竹の枝に」〈狭衣・二〉 2 こおりついたように感情が働かなくなる。気がひどくめいる。「身もきるるやうに、心も—・りて」〈宇...