どこ‐そこ【何処其処】
[代]不定称の指示代名詞。ある場所を漠然とさし示していう。これこれの所。「—のだれだれ、と名のってください」
どこ‐どこ【何処何処】
[代]「どこそこ」に同じ。「確か今日は—を回ってくると言ってました」
どころ【所/処】
「ところ(所)3」に同じ。「お茶—」「つかみ—」
にん‐しょ【任所/任処】
官吏などが任務のために派遣されて在住する場所。任地。
ねや‐ど【閨所/寝屋処】
寝所。ねや。「しもと取る里長(さとをさ)が声は—まで来立ち呼ばひぬ」〈万・八九二〉
ひと‐ところ【一所/一処】
1 一つの所。同じ場所。ひとつところ。「—に落ち着けない性分」 2 「ひとり」を敬っていう語。おひとり。おひとかた。「兵部卿の宮、なほ—のみおはして」〈源・若菜下〉
日(ひ)没(ぼっ)する処(ところ)
日の沈む国。日本の西にある国の意で、中国をさす。推古天皇15年(607)遣隋使小野妹子の携えた国書にある「日出ずる処の天子、書を日没する処の天子に致す、恙無きや」による。
ふ‐しょ【補処】
「一生補処(いっしょうふしょ)」の略。
ふみ‐ど【踏み所/踏み処】
「ふみどころ」に同じ。「行李やら、支那鞄やらが足の—も無い程に散らばって居て」〈花袋・蒲団〉
ふみ‐どころ【踏(み)所/踏み処】
足で踏む所。足を踏み込む所。踏み場。ふみど。