だし‐じゃこ【出し雑魚】
煮物・味噌汁などの出しに使う小ざかなの干物。煮干し。いりこ。
だし‐じる【出し汁】
かつお節などの削り節や昆布・煮干しなどを煮出した汁。汁物・煮物などの味をよくするために用いる。煮出し汁。だし。
だし‐ちゃ【出し茶】
煎じ出して飲む茶。煎じ茶。
だしっ‐ぱ【出しっぱ】
出しっ放しの略。
だしっ‐ぱなし【出しっ放し】
出してそのままにしておくこと。物を出したままであとの始末をしないこと。「水を—にする」「干し物を—にする」
だし‐なげ【出し投げ】
相撲で、相手のまわしを取り、一方の足を大きく後方に引きながら半身に開き、相手をはわせるように投げる技。上手(うわて)出し投げと下手(したて)出し投げとがある。
出(だ)しに◦する
自分の利益のために利用する。だしに使う。「家人の看病を—◦して休暇をとる」
出(だ)しに使(つか)・う
「出しにする」に同じ。「子供を—・う」
だし‐ぬ・く【出し抜く】
[動カ五(四)]他人のすきに乗じたり、あざむいたりして、自分が先に事をなす。「他紙を—・くスクープ」
だし‐ぬけ【出し抜け】
[名・形動] 1 予期しないことが起こること。また、そのさま。いきなり。唐突。突然。「—に声をかけられる」 2 だしぬくこと。「おれを—にしてみんな出たな」〈滑・浮世風呂・二〉