花実(はなみ)が咲(さ)・く
事がうまく運んでよい結果が出る。栄誉・栄華を得る。「死んで—・くものか」
はな‐やすり【花鑢】
ハナヤスリ科の多年生のシダ。山野に生え、高さ7〜20センチ。1枚の広卵形の栄養葉と1本の胞子葉が出る。胞子葉は長い柄があり、穂状に胞子嚢(ほうしのう)をつけ、形がやすりに似る。
はな‐よてん【花四天】
歌舞伎で、はなやかな所作事や時代物に出る軍兵や捕り手。また、その衣装。白地に染め模様のある木綿の四天を着、赤い鉢巻きに襷(たすき)をして、多く花枝や花槍を持って出るところからの名。
はみ‐だ・す【食み出す】
[動サ五(四)]一定の範囲・枠から外に出る。中に入りきれないで外へあふれ出る。はみでる。「毛布から足が—・す」「見物人が車道まで—・す」「既成の枠から—・した大型新人」
ハム【hum】
ラジオ・テレビなどの受信機で、電源に交流を用いた場合に出る、ブーンという雑音。ハム音。ハムノイズ。
はや‐ふえ【早笛】
1 能の囃子事(はやしごと)の一。笛を主に大鼓・小鼓および太鼓ではやす急調子のもの。竜神・鬼畜・猛将の亡霊などが走り出るときに用いる。 2 歌舞伎下座音楽の一。太鼓を主に大鼓・小鼓・能管を伴う囃...
はや‐め【早め】
[名・形動] 1 きまった時刻・時期よりもいくらか早いこと。また、そのさま。「—の夕食」「—に家を出る」 2 速度がふつうよりいくらか速いさま。「少し—に歩く」
はよ【早】
《「はよう」の音変化》 [名]「早う」に同じ。「朝は—から畑に出る」 [副]「早う」に同じ。「—起きて遅う寝れば」〈滑・浮世風呂・四〉
はらみ‐く【孕み句】
連歌・俳諧で、会席に出る前にあらかじめ用意しておいた句。
はる【春】
1 四季の第一。冬と夏の間で、日本では3・4・5月をいう。暦の上では立春から立夏の前日まで(陰暦の正月から3月まで)をいい、天文学では春分から夏至まで。しだいに昼が長く、夜が短くなり、草木の芽が...