ひょう‐めん【表面】
1 物の外側をなす面。おもて。「月の—」「液体の—」⇔裏面。 2 物事の、外から見える部分。表立つところ。うわべ。「—を飾る」「事が—に出る」「—的な見方」⇔裏面。
ひらき‐なお・る【開き直る】
[動ラ五(四)]急に態度を変えて厳しくなる。また、観念してふてぶてしい態度に出る。居直る。「—・って言いたいことを言う」「ー・って謝りもしない」
ひら‐たけ【平茸】
ヒラタケ科のキノコ。広葉樹の枯れ木に、春から晩秋にかけて生える。傘は半円形で灰色か黒褐色。短い白い柄があり、重なり合ってつく。美味。栽培もされる。《季 秋》「市に出る—売りは法師かな/几董」
ひる‐がえ・る【翻る/飜る】
[動ラ五(四)] 1 反対の面が出る。さっと裏返しになる。「裾が—・る」 2 態度・説などが、急に変わって反対になる。「評決が—・る」 3 風になびいて揺れ動く。ひらめく。「鯉幟(こいのぼり)が...
ひる‐ぎつね【昼狐】
《昼間、巣の外へ出るキツネの意から》あつかましい人やきょろきょろして落ち着きのない人をあざけっていう語。「扨(さて)もさても—めかな」〈ひとりね・下〉
火(ひ)を吹(ふ)・く
1 ほのおが吹き出る。激しく燃え出す。「燃料タンクが—・く」 2 銃口から弾丸が激しい勢いで飛び出す。「機関銃が—・く」 3 内にたまっていたものが表に激しい勢いで出る。「怒りが—・く」 4 《...
ひん【稟】
[人名用漢字] [音]ヒン(漢) リン(慣) 〈ヒン〉 1 申し上げる。「稟告」 2 天から授かる。生まれつきの性質。「稟性・稟賦/気稟・天稟」
〈リン〉命令を受ける。申し出る。「稟議・稟告...
ひんじ‐がやつり【品字蚊帳吊】
カヤツリグサ科の一年草。湿地や水田に生え、高さ10〜30センチ。根際から細い線形の葉が出る。夏から秋、茎の頂に緑褐色の球状の穂を3個つける。名はこれを品の字に見立てたもの。
び‐げん【美言】
1 よい言葉。嘉言(かげん)。「信実より出るの—にして」〈織田訳・花柳春話〉 2 巧みに飾った言葉。うまい言葉。甘言。「—にまどわされる」
びょう‐き【病気】
1 生体がその形態や生理・精神機能に障害を起こし、苦痛や不快感を伴い、健康な日常生活を営めない状態。医療の対象。疾病(しっぺい)。やまい。 2 悪い癖や行状。「いつもの—が出る」