しき‐のう【式能】
儀式として催される能。江戸時代には、幕府の行事や祝典、将軍家の慶事などの際に、江戸城本丸表の舞台で翁(おきな)付き五番立ての能が催された。現在では、能楽協会などの主催するシテ方五流出演の五番立て...
しちにんのさむらい【七人の侍】
黒沢明監督・脚本による映画の題名。昭和29年(1954)公開。白黒作品。農村を荒らす野武士に立ち向かう浪人と農民たちの戦いを描く。出演、三船敏郎、志村喬、津島恵子ほか。ベネチア国際映画祭銀獅子賞...
しばり【縛り】
1 縛ること。また、縛るもの。「亀の子—」 2 制限。制約。また、期限や区切り。「字数—のしりとり遊び」「高利かしより三月—とて十円かりし」〈一葉・大つごもり〉 3 一度に全額を返済する約束で行...
しも【下】
1 ひと続きのものの末。また、いくつかに区別したものの終わりの部分。 ㋐川の下流。また、その流域。川下。「—へ漕ぎ下る」「—で釣る」⇔上(かみ)。 ㋑時間的にあとと考えられるほう。現在に近いほう...
しゅつ【出】
[音]シュツ(漢) スイ(呉)(漢) [訓]でる だす いず いだす [学習漢字]1年 〈シュツ〉 1 内から外へでる。だす。「出火・出荷・出願・出血・出港・出世・出入・出発・出版・出力/案出...
しゅらのむれ【修羅の群れ】
山下耕作監督によるやくざ映画の題名。昭和59年(1984)公開。出演は松方弘樹、菅原文太、鶴田浩二ほか。平成14年(2002)、辻裕之監督によりリメークされている。
しょうりしゃ【勝利者】
井上梅次監督・脚本による映画の題名。昭和32年(1957)公開。共同脚本は舛田利雄。出演、三橋達也、石原裕次郎、南田洋子、北原三枝ほか。
しん‐うち【真打/心打】
1 寄席で最後に出演する、技量が最上級の人。また、落語家・講談師などの最高の資格。しん。→前座 →二つ目 2 (比喩的に)もっとも実力や人気のある人。「一発サヨナラの場面で—登場」
じ‐えん【自演】
[名](スル)自作の映画や劇に、自分が出演すること。「原作者が—する」「自作—」
じごく【地獄】
《原題、(フランス)L'Enfer》マロの詩集。1526年、四旬節に肉食をした罪で投獄された際に書かれた詩を、1542年にエチエンヌ=ドレがマロに無断で出版したもの。 《原題、(フランス)L...