そんしょう‐し【損傷死】
身体に受けた損傷を直接的・間接的な原因として死亡すること。脳・心臓・肺など主要な臓器の著しい障害、損傷に続発する心タンポナーデ・脳ヘルニアなどの二次性機能障害、失血・出血性ショック・外傷性ショッ...
ぞうしょく‐もうまくしょう【増殖網膜症】
糖尿病網膜症のうち、網膜に新生血管という異常な血管が増殖した状態。これが破れて出血が広がり増殖組織が形成されると、網膜剝離を起こし、失明するおそれがある。増殖糖尿病網膜症。
ぞくはつせい‐せいじょうあつすいとうしょう【続発性正常圧水頭症】
正常圧水頭症のうち、くも膜下出血・髄膜炎・頭部外傷などの疾患によって脳脊髄液の循環障害が起こり、発症するものをいう。二次性正常圧水頭症。sNPH(secondary normal pressur...
たんじゅん‐もうまくしょう【単純網膜症】
糖尿病網膜症の初期の段階。網膜の細い血管にこぶができたり、血管の一部が破れて点状・斑状の小さな出血が生じたり、血漿成分がしみだして硬性白斑を形成したりする。自覚症状はほとんどない。非増殖網膜症。...
ターニケット【tourniquet】
止血用の圧迫帯。多く、動脈からの出血に対して用いる四肢用のバンドをいう。
ち‐だまり【血溜まり】
1 内出血を起こして血液がたまったところ。血腫(けっしゅ)。 2 体外に流れ出た血液がたまったところ。
ち‐どめ【血止(め)】
傷口などからの出血を止めること。止血(しけつ)。また、そのための薬。
ち‐のり【血糊】
1 のりのように粘りけのある血。「—がべったりとつく」 2 演劇などの小道具の一。出血したように見せるための赤い顔料。→血紅(のりべに)
ちはつせい‐のうけっかんれんしゅく【遅発性脳血管攣縮】
蜘蛛膜下出血の発症後、数日から2週間ほど経過してから、脳の血管が異常に細くなること。 [補説]症状が現れないこともあり、脳梗塞などの症状が出るものを症候性脳血管攣縮(脳血管攣縮)という。
ち‐まめ【血豆】
指などを強く打ったり挟んだりしたときに皮下に内出血を起こしてできる、赤黒い豆粒のようなもの。