ちょうかん‐かんせんしょう【腸管感染症】
細菌やウイルスなどの病原体が口から入り、腸内で増殖し、下痢・嘔吐(おうと)・発熱・腹痛などの急性症状を起こす病気。コレラ・腸チフス・パラチフス・細菌性赤痢など。飲食により引き起こされた場合は食中...
ちょう‐しゅっけつ【腸出血】
腸粘膜が傷ついて出血すること。腸結核・腸チフスなどでみられることがある。
ちょう‐チフス【腸チフス】
水や食物に混入した腸チフス菌によって起こる消化器系感染症。高熱が持続し全身が衰弱するほか腸出血を併発することもある。日本では近年減少したが、輸入感染症としてみられる。感染症予防法の3類感染症の一。
つき‐ごや【月小屋】
かつて月経の期間中、女性が家族から離れて別居生活をした小屋。出血は穢(けが)れとされ、同じ火で煮炊きしたものを食べると穢れが移るといって別火生活をさせた。他屋(たや)。
てい‐えいよう【低栄養】
健康に生きるために必要な量、および質の栄養素が摂取できていない状態。特にたんぱく質やエネルギーの不足は貧血・脳出血、筋力や免疫力の低下などの原因となる。
ていしんしゅう‐いりょう【低侵襲医療】
手術・検査などに伴う痛みや発熱、出血などをできるだけ少なくする医療。内視鏡やカテーテルなど、身体に対する侵襲度が低い医療機器を用いた診断・治療のこと。患者の負担が少なく、回復も早くなる。
てつけつぼうせい‐ひんけつ【鉄欠乏性貧血】
赤血球に含まれるヘモグロビンの量が減り、血液中のヘモグロビン濃度が低下している貧血。偏食、月経過多、悪性腫瘍による慢性的な出血、胃切除による吸収不全、妊娠・出産などで鉄が不足することによって起こ...
でんき‐メス【電気メス】
高周波電流を利用して操作する外科用のメス。体組織に圧力を加えることなく鋭利に切り開くことができ、出血も少ない。
デングウイルス‐かんせんしょう【デングウイルス感染症】
ネッタイシマカやヒトスジシマカなどの蚊によって媒介される、デングウイルスによる感染症の総称。比較的軽症のデング熱と重症のデング出血熱がある。
デング‐しゅっけつねつ【デング出血熱】
デング熱の重症型。デング熱と同じように発症するが、平熱に戻りかけたときに、血小板の減少や血管外への血漿の漏出による出血の症状が現れる。循環不全によりショック症状を示す重篤な状態はデングショック症...