しゅっぱん‐の‐じゆう【出版の自由】
思想・意見を図書や雑誌などに印刷し、出版・発表する自由。日本国憲法第21条で、表現の自由の一部として保障されている。
しゅっぱん‐バイアス【出版バイアス】
研究論文などで、否定的な結果よりも肯定的な結果の方が論文として発表されやすいという偏り。特に、医療分野での病気の治療法や新薬の効果などで問題となる。公表バイアス。
しゅっぱん‐ぶつ【出版物】
出版された書物や絵画・写真など。刊行物。
しゅっぱん‐ほう【出版法】
新聞および定期刊行雑誌以外の普通出版物の取り締まりを目的とした法律。明治26年(1893)制定、昭和24年(1949)廃止。
しゅっ‐ぴ【出費】
[名](スル)費用をだすこと。また、その費用。「—がかさむ」「趣味に—する」
しゅっ‐ぴん【出品】
[名](スル)展覧会・陳列場などに、作品・物品を出すこと。「博覧会に—する」
しゅっ‐ぷ【出府】
[名](スル)地方から都に出ること。特に、江戸時代、武家が江戸に出ること。「此上は東京(とうけい)に—して」〈魯文・高橋阿伝夜叉譚〉
しゅっ‐ぷう【出風】
能楽で、芸の力が外部に現れて、観客の目にはっきりわかる風体。世阿弥の用語。
しゅっ‐ぺい【出兵】
[名](スル)戦争などに、軍隊を派遣すること。派兵。⇔撤兵(てっぺい)。
しゅっ‐ぽん【出奔】
[名](スル) 1 逃げだして行方をくらますこと。逐電(ちくでん)。「親に逆らって郷里を—する」 2 江戸時代、徒士(かち)以上の武士の失踪(しっそう)をいう。