で‐すみ【出隅】
壁・板など、二つの平面が出合った所の外側の角(かど)。⇔入隅(いりすみ)。
で‐ず【出州/出洲】
陸地から海中に細長くのびた洲(す)。砂嘴(さし)。
でず‐いらず【出ず入らず】
出入・増減・損得・過不足のないこと。ちょうどよいこと。「平凡に、一番、—のあいさつをした」〈山本有三・真実一路〉
で‐ずき【出好き】
[名・形動]外出することが好きなこと。また、そのさまや、その人。「—な性分」
で‐せん【出銭】
支出される金銭。出費。
で‐そろ・う【出揃う】
[動ワ五(ハ四)]出るはずのものが全部その場に出る。「候補者が—・う」
で‐ぞめ【出初め】
1 初めて出ること。特に、新年になって初めて出ること。 2 「出初め式」の略。
でぞめ‐しき【出初め式】
正月に消防士や鳶(とび)の者が初めて勢ぞろいをし、消防作業の演習を行う行事。このとき、鳶の者の梯子(はしご)乗りが演じられる所もある。多くは1月6日に挙行。《季 新年》「—梯子の空の上天気/風生」
で‐たがり【出たがり】
[名・形動]人目につく場に、自ら進んで出ていこうとすること。また、そのような人。でたがりや。
で‐たち【出立ち】
1 出かけるときの服装。転じて、身なり。いでたち。「書生羽織を着た寛闊—である」〈魯庵・社会百面相〉 2 出発。旅立ち。また、物事の始まり。「たやすく弥陀の浄土へまゐりなんずるための—なり」〈蓮...