でたち‐ばえ【出立ち映え/出立ち栄え】
着飾っていっそう美しさが増すこと。「つひに目馴れぬ—」〈浄・博多小女郎〉
で‐た・つ【出立つ】
[動タ五(四)] 1 出発する。いでたつ。「今朝六ツ時ニ—・チマシタ」〈和英語林集成〉 2 身じたくをする。いでたつ。「武蔵坊弁慶も—・ってこん」〈幸若・高館〉
で‐たて【出立て】
出たばかりであること。また、出て間もないもの。「大学を—の若い教師」
でたとこ‐しょうぶ【出た所勝負】
《ばくちで、出た采(さい)の目で勝負を決めるところから》事前に準備することなく、その場の成り行きで決着をつけること。「今度の試験は—でいく」
でたら‐め【出鱈目】
[名・形動]《さいころを振って、出たその目のままにする意》根拠がないこと。首尾一貫しないこと。いいかげんなこと。また、そのさまや、そのような言動。「—を言う」「—な(の)答えを教える」「数字を—...
で‐だし【出出し】
物事の始まったばかりのところ。すべり出し。また、出始め。「この曲は—がいい」「仕事の—からつまずく」
で‐だな【出店】
《「でたな」とも》支店。でみせ。「上方の—は呉服屋、田舎の出見世では酒もつくる、醤油もつくる」〈滑・続膝栗毛・七〉
で‐だま【出玉】
パチンコで、客が獲得した玉。数に応じて、さまざまな景品と交換することができる。
で‐ちが・う【出違ふ】
[動ハ四]入れ違いに外へ出る。また、来客などを避けて外出する。「きゃつに逢うてはむつかしと、東の方へ—・へば」〈浄・冥途の飛脚〉
で‐ぢゃや【出茶屋】
出店の茶屋。街道筋などに出ている茶屋。掛け茶屋。