ものたち‐がたな【物裁ち刀】
裁縫で、布を裁つのに使う刀。裁ち物包丁。
やき‐たち【焼き太刀】
《「やきだち」とも》焼き鍛えた太刀。「—の稜(かど)打ち放ち大夫(ますらを)の祝(ほ)く豊御酒(とよみき)に我酔ひにけり」〈万・九八九〉
やしおおり‐の‐ひもがたな【八入折りの紐刀/八塩折りの紐刀】
何度も繰り返して鍛錬した鋭い紐刀。「—を作りて」〈記・中〉
やま‐がたな【山刀】
猟師やきこりなどが山仕事に使用する、鉈(なた)状の刃物。
ようさい‐ばさみ【洋裁鋏】
「裁ちばさみ」に同じ。
よう‐とう【洋刀】
サーベル。洋剣。
よう‐ばさみ【洋鋏】
指を入れる穴の先に鋭利な片刃のついた2枚の金属をねじでつなぎ、そのねじを支点に開閉して物を切断できるように作ったはさみ。西洋ばさみ。 [補説]大型のものに「裁ちばさみ」「洋裁ばさみ」「ラシャばさ...
ラシャきり‐ばさみ【ラシャ切り鋏/羅紗切り鋏】
「裁ちばさみ」に同じ。
ラシャ‐ばさみ【ラシャ鋏/羅紗鋏】
「裁ちばさみ」に同じ。
らでん‐の‐たち【螺鈿の太刀】
鞘(さや)に螺鈿の装飾を施した太刀。公卿は大饗(たいきょう)や列見などの際に、諸衛府の次官は節会(せちえ)の際に帯びた。