めい・ずる【銘ずる】
[動サ変][文]めい・ず[サ変]《「めいする」とも》 1 書きつける。金石などに刻みつける。「刀身に—・ずる」 2 心に深く刻みつける。「肝に—・ずる」
めい‐とう【名刀】
すぐれた刀。世に名高い刀。
めい‐とう【明刀】
中国、戦国時代に、燕(えん)を中心に華北・東北地方で流通した銭貨。刀銭の一種で、表面に「明」に似た文字が刻まれている。明刀銭。
めい‐とう【銘刀】
刀工の名を刻した刀。銘の打ってある刀。
銘(めい)の物(もの)
刀剣や器物で、製作者の名が刻んである、確かなもの。
銘(めい)を打(う)・つ
刀剣や器物に製作者の名を刻む。→銘打つ
め‐おぼえ【目覚え】
忘れないための目印。また、見覚え。「戻りかかって大宅惟弘—つよき太刀袋」〈浄・祇園女御〉
目(め)が利(き)・く
よしあしを見分ける能力をもっている。鑑識眼がある。「刀剣に—・く」
め‐きき【目利き】
器物・刀剣・書画などの真偽・良否について鑑定すること。また、その能力があることや、その能力を備えた人。人の才能・性格などを見分けることにもいう。「茶器の—をする」
め‐くぎ【目釘】
刀身が柄(つか)から抜けるのを防ぐため、茎(なかご)の穴と柄の表面の穴とにさし通す釘。竹・銅などを用いる。目貫(めぬき)。