いせおんどこいのねたば【伊勢音頭恋寝刃】
歌舞伎狂言。世話物。4幕7場。近松徳三作。寛政8年(1796)大坂角(かど)の芝居初演。失われた名刀をめぐる代表的夏狂言。通称、伊勢音頭、油屋。
うす‐ば【薄刃】
刃物の刃の薄いもの。特に、刃の薄い包丁。→薄刃包丁
えい‐じん【鋭刃】
鋭い刃物。「—一(ひとた)び飛べば万事休す」〈木下尚江・良人の自白〉
オイディプスのやいば【オイディプスの刃】
赤江瀑の長編小説。昭和49年(1974)刊。同年、第1回角川小説賞受賞。昭和61年(1986)、成島東一郎監督により映画化。
かえ‐ば【替(え)刃】
安全かみそりなどで、取りかえて使うかわりの刃。
かた‐は【片刃】
《「かたば」とも》 1 刃物で、刃先の断面の片側だけに刃がついていること。また、その刃物。⇔両刃。 2 刀剣などで、鎬(しのぎ)を境に片側だけに刃がついていること。また、その刃物。⇔両刃/諸刃(...
きっ‐ぱ【切っ刃】
《「きりは(切り刃)」の音変化》 1 刀の刃の部分。 2 刃を下に向けて腰にさした短刀・かたな。〈日葡〉
きょう‐じん【凶刃/兇刃】
人を殺傷するために用いる刃物。「—に倒れる」 [補説]書名別項。→凶刃
きょうじん【凶刃】
藤沢周平による時代小説シリーズ「用心棒日月抄」の第4作。シリーズ最終作となる本作では、主人公青江又八郎は用心棒稼業で生計を立てる浪人ではなく、城勤めをしており、藩からの命で江戸に赴く。平成元年(...
きり‐は【切(り)刃】
物がよく切れる刃。