うしろ‐めん【後ろ面】
歌舞伎舞踊で、後頭部にも面をつけ、一人で二つの役を演じ分けるもの。享保17年(1732)佐渡島長五郎が「釣狐」で演じたのが最初とされる。
うま‐の‐せ【馬の背】
1 馬の胴の上部。背骨を境に左右に下がって腹部になる。平らで、人がまたがって乗る部分。 2 (見た目が似ていることから)山で、両側が切り立った崖になっている狭い尾根、また、そこを通る登山道。痩(...
えだ‐ばん【枝番】
《「枝番号」の略》通し番号や分類番号などに属するものを、さらに細かく分けるときに、その番号の下位につける番号。
エムエヌしき‐けつえきがた【MN式血液型】
人間の血液型分類方式の一。血球中の凝集原であるM抗原とN抗原の有無により、血液をM・N・MNの3型に分ける。親子鑑定などに利用される。
えん‐どう【豌豆】
マメ科の一・二年草。カフカスからイラン付近の原産といわれ、石器時代からすでに栽培。茎は、蔓性(つるせい)のものは約2メートル、矮性(わいせい)のものは高さ約25センチ。葉は羽状複葉で、先端は巻き...
エービーオーしき‐けつえきがた【ABO式血液型】
人間の血液型分類方式の一。AおよびBの凝集原と抗Aおよび抗Bの凝集素の有無により、A・B・O・ABの4型に分ける。血液型のうちで最初に発見され、臨床的にも最も重要。
おうごん‐ひ【黄金比】
線分を一点で分けるとき、長い部分と短い部分との比が、全体と長い部分との比に等しいような比率。1対1.618をいう。古代ギリシャでの発見以来、人間にとって最も安定し、美しい比率とされ、美術的要素の...
おうごん‐ぶんかつ【黄金分割】
線分を黄金比に分けること。外中比分割。中外比分割。
おおき・い【大きい】
[形]《形容動詞「おおきなり」の形容詞化。室町時代以後使われた》 1 ある物の形・容積・面積などが、広い空間・場所を占めている。「—・い箱」「からだの—・い人」⇔小さい。 2 量・数が多い。「質...
おお‐ぎり【大切(り)】
1 大きく切り分けること。また、その切り身。 2 (縁起をかついで「大喜利」とも書く) ㋐芝居で、その日の最終の幕。 ㋑江戸時代の歌舞伎で、二番目狂言(世話物)の最終幕。幕末以後の歌舞伎では、二...