ひ‐あそび【火遊び】
1 火をおもちゃにして遊ぶこと。火いたずら。「子供の—」 2 危険な遊び。特に、無分別な、その場限りの情事。
ひ‐しりょう【非思量】
仏語。すべての相対的な観念を捨てた無分別の境地。座禅の要とされる。
ひっぷ‐の‐ゆう【匹夫の勇】
《「孟子」梁恵王下から》思慮分別なく、血気にはやるだけのつまらない勇気。
河豚(ふぐ)食(く)う無分別(むふんべつ)河豚(ふぐ)食(く)わぬ無分別(むふんべつ)
フグに毒があるのもかまわず、むやみに食うのは無分別であるが、毒にあたるのを恐れてその美味を全く食しないのも無分別である。
ふまえ【踏まへ】
1 根拠。土台。「経文ヲ—トシテ」〈日葡〉 2 思慮。分別。「嫉妬の恨みに取り乱れ、後先の—もなく」〈浄・出世景清〉 3 踏み台。「とど、—をして鴨居へ隠す」〈伎・散書恋文章〉
ふんべつ‐がお【分別顔】
いかにも分別がありそうな顔つき・態度。「—で意見する」
ふんべつ‐くさ・い【分別臭い】
[形][文]ふんべつくさ・し[ク]いかにも分別がありそうなようすである。「若いのに—・い物言いをする」
ふんべつ‐らし・い【分別らしい】
[形][文]ふんべつら・し[シク]いかにも分別があるように見える。「—・い態度」
ぶんべつ‐けっしょう【分別結晶】
混合溶液から、各溶質の溶解度の差を利用して析出・溶解を繰り返し、各成分を結晶化して分離・精製する方法。分別晶出。
ぶんべつ‐しょうしゅつ【分別晶出】
⇒分別結晶