こうち‐かい【宏池会】
自由民主党に存在した派閥の一。昭和32年(1957)に吉田派だった池田勇人が、ライバルの佐藤栄作と袂を分かって旗揚げ。当初は官僚出身者が多く、党人が主流の清和会などに対して保守本流と呼ばれた。平...
こうふく‐かい【光復会】
中国清朝末期に、蔡元培(さいげんばい)・章炳麟(しょうへいりん)らが、清朝打倒を目ざして組織した革命結社。1905年、興中会・華興会と大同団結し、中国革命同盟会へと発展したが、のち分裂、孫文らと...
こが‐は【古賀派】
自由民主党の派閥の一。宏池(こうち)会の平成18年(2006)以降の通称。堀内派を古賀誠が継承。同20年に分裂中のもう一つの宏池会(谷垣派)と再統合した。同24年に自民党総裁だった谷垣の総裁選再...
こくみん‐かくめい【国民革命】
1925年から1928年にかけて、蒋介石(しょうかいせき)の国民革命軍が北伐によって北方軍閥を破り、中国を統一した革命。共産党との同盟に基づいて始めたが、のちに分裂した。
コヒーシン【cohesin】
DNAに結合するたんぱく質複合体の一つ。細胞が分裂する際に、複製された染色体をつなぎとめる機能を果たす。
コルク‐けいせいそう【コルク形成層】
肥大生長を行う茎や根の皮層内にできる、細胞壁をコルク化する分裂組織。外方にコルク層をつくり出す。
コルヒチン【(ドイツ)Kolchizin】
アルカロイドの一。イヌサフランの鱗茎(りんけい)や種子に含まれる黄色の結晶。細胞分裂中の染色体を倍加させる作用をもつので、植物の品種改良に用いる。
コンスタンツ‐こうかいぎ【コンスタンツ公会議】
ドイツの都市コンスタンツで、1414〜1418年、教会の大分裂解決を主目的とし、神聖ローマ皇帝ジギスムントの提唱によって開かれた第16回公会議。1417年教会統一成立。また、ウィクリフとフスを異...
コンデンシン【condensin】
染色体を凝縮させるはたらきをもつたんぱく質複合体の総称。細胞が分裂する際、染色糸が棒状になって染色体となる過程に関わる。
ごうほう‐たい【合胞体】
動物において、2個以上の核をもつ細胞。細胞分裂が不完全に行われた場合と、複数の正常な細胞が融合する場合がある。骨格筋の筋繊維形成、哺乳類の胎盤、ウイルス感染時の細胞融合などで生じる。シンシチウム。