せいぞうきんし‐れい【聖像禁止令】
726年、東ローマ帝国皇帝レオ3世が発布した聖像崇敬を禁止する勅令。信仰上の理由のほかに、修道院勢力の抑圧を目的としていたためローマ教会が反発し、教会の東西分裂の一因となった。聖像破壊令。イコノ...
せいちょう‐てん【生長点/成長点】
植物の根や茎の先端にあって細胞分裂を行う部分。1ないし数個の細胞からなる。
せいぼ‐さいぼう【精母細胞】
精子の形成過程で生じる雄性生殖細胞の一つ。精巣内で精原細胞が有糸分裂を繰り返して増殖したもの。減数分裂して4個の精細胞になる。
せいゆう‐ほんとう【政友本党】
大正13年(1924)立憲政友会から分裂して成立した政党。普通選挙法案に反対し、階級調和を綱領に掲げる。昭和2年(1927)立憲民政党に合流。
セシウム【cesium】
アルカリ金属元素の一。単体は銀白色の軟らかい金属で、空気中ではただちに酸化され、水と激しく反応して水素を発生する。炎色反応は青紫色。電気の良導体で、光電管に使用。核分裂によって生じる人工放射性同...
セシウム‐ひゃくさんじゅうしち【セシウム一三七】
セシウムの放射性同位体の一つ。ウランやプルトニウムの核分裂反応などによって生成される。半減期は約30年。ベータ崩壊し、最終的に安定同位体のバリウム137に変化する。化学的性質がカリウムに似ている...
せだい‐じかん【世代時間】
細菌や細胞が1回の分裂にかかる時間。ふつう、一定の時間間隔ののちの数を比較して算出する。
せつ‐ごう【接合】
[名](スル) 1 つなぎ合わせること。「鉄板を—する」 2 原生動物の繊毛虫類などにみられる有性生殖の方法。2個体が接して、核分裂で生じていた2個の小核のうち一つを交換し、分離する。 3 植物...
せつごう‐そうるい【接合藻類】
緑藻の一群。淡水産で、単細胞または1列の細胞からなる糸状体。細胞分裂による無性生殖のほか、合体・接合して接合胞子をつくる有性生殖を行う。アオミドロ・ホシミドロ・チリモなど。
セルジューク‐トルコ【Seljuk Turks】
トルコ系のイスラム王朝。族長セルジュークの孫トゥグリル=ベクが1038年に建国し、中央アジア・西南アジア一帯を領有。イラン・アラビア二文化の上に文芸・諸学が興隆したが、1157年以降の内紛により...