こう‐そ【酵素】
細胞内で作られ、生体内のほとんどの化学反応の触媒の働きをする、たんぱく質を主体とする高分子化合物。特定の反応だけに働く特異性があり、酸化還元酵素・転移酵素・加水分解酵素・脱離酵素・異性化酵素・合...
こうそく‐えきたいクロマトグラフィー【高速液体クロマトグラフィー】
液体クロマトグラフィーの一種。試料が溶け込んだ溶媒に高圧をかけて注入することで、短時間で高い分解能の分離を可能とする。充塡剤としてシリカゲルの微細な粒子を用いるものなどがある。高圧液体クロマトグ...
こうぞうか‐しょうめいけんびきょうほう【構造化照明顕微鏡法】
光の回折限界を超えた微細な構造を観察できる超高解像の顕微鏡像を得る手法。一定の周期構造をもつ縞状の照明を、位相と方向を変えて複数回照射し、試料表面に現れたモアレを撮像。それらの像を演算処理によっ...
こう‐たんぱくしつ【硬蛋白質】
水・塩類の水溶液に溶けにくく、酸・アルカリや酵素などによっても分解されにくいたんぱく質。動物の骨などに含まれるコラーゲン、爪などにあるケラチン、絹のフィブロインの類。
こうどじょうすいしょり‐しせつ【高度浄水処理施設】
通常の浄水場での沈殿・濾過・消毒といった過程では十分に取り除けない、カビ臭・カルキ臭・トリハロメタンの原因物質を処理できる浄水施設。オゾンによる酸化分解、活性炭による吸着、微生物による分解などの...
こうヒスタミン‐ざい【抗ヒスタミン剤】
ヒスタミンの作用を抑制し、あるいはその分解を促す薬。体内にヒスタミンが大量に生じるために起こると考えられる、じんましん・鼻炎・喘息(ぜんそく)などのアレルギー症状の治療に用いられる。抗ヒスタミン薬。
こう‐ぶんかい【光分解】
光によって起こる分解反応。染料が色あせることや、写真材料の感光作用がその例。ひかりぶんかい。光化学分解。
こうぶんかいせい‐プラスチック【光分解性プラスチック】
紫外線などの光によって分解されるプラスチック。ポリエチレンなどの主鎖にカルボニル基のような特定の官能基を導入すると、光分解が生じる。
こうぶん‐かいせき【構文解析】
1 文章を単語に分解し、統語論的にその構造と機能を分析すること。 2 プログラムのソースコードの構造を文法にしたがって解析すること。コンピューターが直接理解できる形式にコンパイルする際に利用される。
こうぶんし‐かがく【高分子化学】
高分子化合物の構造や性質、その合成・生成・分解などを研究する化学の一部門。