さん‐きょう【三教】
《古くは「さんぎょう」とも》 1 三つの教え。また、三つの宗教。 ㋐儒教・仏教・道教のこと。 ㋑神道・儒教・仏教のこと。 ㋒神道・仏教・キリスト教のこと。 2 仏一代の説法を、説き方や内容の上か...
さん‐きょく【三極】
1 電気の陽極・陰極、およびグリッドのこと。 2 宇宙万物の三大分類。天・地・人。三才。三儀。
さんこう‐りゅう【三溝粒】
花粉の分類で、発芽のための溝または孔が原則的に3個のもの。またその派生型も含む。被子植物のうち、真正双子葉植物の多くに見られる。→単溝粒
さんさいずえ【三才図会】
中国の類書。106巻。明の王圻(おうき)撰。1607年成立。天・地・人の三才に及ぶあらゆる事物を、天文・地理・人物・器物・植物など14部門に分類して図説したもの。
「和漢三才図会」の略。
さんじ‐きょう【三時教】
釈迦1代に説かれた教説を三時期に分類したもの。法相宗では、初時教を有教(うきょう)(阿含(あごん)経など)、第二時教を空教(般若(はんにゃ)経など)、第三時教を中道教(華厳経など)という。
さん‐ぞう【三蔵】
1 上代、朝廷の官物を納めた三つの蔵。斎蔵(いみくら)・内蔵(うちくら)・大蔵(おおくら)。 2 仏教の聖典を3種に分類したもの。経蔵・律蔵・論蔵。 3 仏教の聖典に深く通じた高僧に対する敬称。...
さんとう‐まい【三等米】
米穀検査で判定される米の等級区分の一。水稲うるち玄米・水稲もち玄米の場合、整粒が45パーセント以上、被害粒・死米・着色粒・異種穀粒・異物が計30パーセント以下などが条件。三等米の基準を満たさない...
さん‐ない【三内】
悉曇(しったん)学で、子音をその調音位置によって三つに分類したもの。喉内・舌内・唇内の称。
さんナンバー‐しゃ【三ナンバー車】
普通乗用車の通称。ナンバープレートの分類番号が3で始まることから。
さんばんめ‐もの【三番目物】
能の分類の一。正式な五番立ての演能の際に、三番目に上演される曲。女性をシテとし、優美な舞を見せるもので、鬘物(かずらもの)ともいう。