わけ‐い・る【分け入る】
[動ラ五(四)]かき分けて中へはいる。「山深く—・る」
わけ‐ぎ【分葱】
ネギの変種。小形で葉も細い。シベリアの原産。栽培され、鱗茎を株分けして植え付ける。ぬたなどにする。ふゆねぎ。《季 春》
わけ‐ざと【分け里/訳里】
《「わけ有る里」の意》遊里。遊郭。色里。「—の遊女」〈浮・禁短気・五〉
わけ‐しり【訳知り/分け知り】
1 遊里の事情によく通じていること。また、その人。粋人。通人。 2 物事の事情を心得ていること。また、その人。「—顔にものを言う」
わけ‐て【分けて/別けて】
[副]とりわけ。特に。格別。わきて。「どの季節も好きだが、中でも—秋がいい」
わけて‐も【分けても】
[副]「わけて」を強めた言い方。「兄弟でよく遊ぶが、—弟と気が合う」
わけ‐どり【分け取り】
[名](スル)分け合って取ること。「大皿から料理を—する」
わけ‐へだて【分け隔て/別け隔て】
[名](スル)相手によって扱い方に差別をつけること。「どの子も—しないで育てる」
わけ‐まえ【分け前】
各自に分けて与えられる分。割り前。取り前。「—にあずかる」
わけ‐め【分け目】
1 物を分けた境の所。「髪の—」 2 物事がどちらに決定するかの境目。わかれめ。「成否の—にさしかかる」「天下—の合戦」