きり‐つち【切(り)土】
⇒きりど(切り土)
きり‐ど【切(り)土】
斜面や土地の高い部分を削り取って、平坦にすること。また、その工事で掘削された土。きりつち。→盛土
きり‐ど【切(り)戸】
1 「潜(くぐ)り戸1」に同じ。 2 「切り戸口」の略。
きり‐どおし【切(り)通し】
《「きりとおし」とも》 1 山・丘などを切り開いて通した道路。「鎌倉の—」 2 物事を滞りなくさばくこと。「政務—にして、上下の善悪を糺(ただ)されければ」〈古活字本保元・上〉
きりど‐ぐち【切(り)戸口】
1 くぐり戸をつけた小門。 2 能舞台で、右手側面の奥にあるくぐり戸。地謡、後見などが出入りする。臆病口(おくびょうぐち)。忘れ口。切り戸。
きり‐ぬき【切(り)抜き】
1 切り抜くこと。また、切り抜いたもの。「新聞の—」 2 「切り抜き絵」の略。
きりぬき‐え【切(り)抜き絵】
物の形を切り抜いて取るように描いた絵。また、その切り抜いた絵。
きりぬき‐ざいく【切(り)抜き細工】
色紙を切り抜いてさまざまの形に細工すること。また、そのもの。
きりぬき‐ちょう【切(り)抜き帳】
新聞や雑誌から切り抜いた記事をはりつける帳面。スクラップブック。
きり‐ぬ・く【切(り)抜く】
[動カ五(四)]一部分を切って抜き取る。「新聞の記事を—・く」「紙を丸く—・く」 [動カ下二]「きりぬける」の文語形。