せっ‐ぷく【切腹】
[名](スル) 1 自分で腹を切って死ぬこと。平安時代以降、中世・近世を通じて武士の自決法として行われた。はらきり。割腹。 2 江戸時代、武士に科した死罪の一。検死役の前で、自ら腹を切ろうとする...
せっぷく【切腹】
小林正樹監督による映画の題名。昭和37年(1962)公開。原作は滝口康彦の小説「異聞浪人記」。音楽は武満徹。出演、仲代達矢、岩下志麻、石浜朗ほか。カンヌ国際映画祭審査員賞、第17回毎日映画コンク...
せっぷく‐もの【切腹物】
切腹しなければならないほどの責任を問われる大変な失敗や手落ち。
せっ‐ぺん【切片】
1 切れはし。 2 顕微鏡検査のために、生物の組織の一部を薄く切ったもの。 3 数学で、直線とy軸との交点のy座標、およびx軸との交点のx座標。
せっぺん‐ほう【切片法】
光学顕微鏡や電子顕微鏡で観察するため、生体組織などの、ごく薄い切片を作成して試料とすること。100マイクロメートル程度の切片は剃刀(かみそり)で作成でき、より薄い切片はミクロトームなどが用いられる。
せっぽう‐めん【切峰面/接峰面】
山地の尾根に接する仮想の曲面。浸食によって谷が刻まれる前の原地形を表すと考えられる。地形図に適当な方眼をかけ、各方眼内の最高高度をとり、それに基づいて新たに等高線を描く。
せつ【切】
[形動][文][ナリ] 1 心をこめてするさま。ねんごろ。せち。「平和への—なる願い」「—に健闘を祈る」 2 身にしみて強く感じるさま。せち。「またなによりも—なりしは、大雪降って寒かりしに、秘...
せつ【切】
[音]セツ(漢) サイ(呉) [訓]きる きれる [学習漢字]2年 〈セツ〉 1 刃物などで切る。「切開・切除・切断・切腹・切磋琢磨(せっさたくま)」 2 こすり合わせる。「切歯」 3 ぴった...
せつ‐あい【切愛】
[名](スル)深く心から愛すること。また、深く愛惜すること。
せつ‐い【切意】
1 古歌・俗謡などを漢詩に訳すこと。 2 わかりやすく言いかえること。