おさかべ‐ぎつね【於佐賀部狐/刑部狐】
姫路城の天守閣の第5層にすんでいたといわれる、神通力を持った狐。刑部大明神の正体とされる。長壁明神。おさかべ。
ぎょう【刑/形】
〈刑〉⇒けい 〈形〉⇒けい
ぎょう‐ぶ【刑部】
「刑部省」の略。
ぎょうぶ‐きょう【刑部卿】
刑部省の長官。正四位下相当。
うたえただす‐つかさ【刑部省】
⇒ぎょうぶしょう(刑部省)
ぎょうぶ‐しょう【刑部省】
1 律令制で、太政官(だいじょうかん)八省の一。訴訟や罪人の裁判・処罰などを管掌。うたえただすつかさ。うたえのつかさ。 2 明治2年(1869)設置された六省の一。裁判・警察・監獄のことを管掌。...
ぎょうぶ‐なしじ【刑部梨子地】
蒔絵(まきえ)の技法の一。金箔を置いて梨子地漆で地塗りをし、刑部梨子地粉といわれる不整形の金銀粉末を置き、その上に梨子地漆を塗り重ねて研ぎ出したもの。江戸時代、漆工刑部太郎の創案といわれる。
けい【刑】
罪を犯した者に科せられる法律上の制裁。刑罰。「懲役三年の—」「—に服する」
けい【刑】
[常用漢字] [音]ケイ(漢) ギョウ(ギャウ)(呉) 1 罪を犯した者を罰すること。仕置き。「刑事・刑罰・刑法・刑務/寛刑・求刑・極刑・厳刑・減刑・死刑・私刑・実刑・受刑・処刑・体刑・流刑・量...
けい‐き【刑期】
懲役・禁錮などの自由刑の執行を受ける期間。「—満了」