コールド‐ブート【cold boot】
コンピューターの電源が切れていて、主記憶装置などのハードウエアが初期化された状態から起動すること。コールドスタート。コールドリセット。コールドリブート。初期プログラムロード。IPL(initia...
ご‐いん【後院】
天皇が在位中に譲位後の御所としてあらかじめ定めた御殿。譲位後は仙洞(せんとう)という。平安初期、嵯峨天皇の時に始まる。
ごがつ‐のぼり【五月幟】
5月5日の端午の節句に、男の子の成長を祝って立てるのぼり。江戸初期から行われ、初め武者絵などを描いたが、後に鯉の滝登りの絵柄が流行、今日の鯉のぼりになった。さつきのぼり。
ごきょうごく‐りゅう【後京極流】
鎌倉初期、後京極摂政藤原良経に始まる書道の一派。法性寺流の流れをくみ、重厚な和様を示した。
ごげん‐びわ【五弦琵琶】
1 奈良時代から平安初期に中国から伝来した5弦5柱の琵琶。雅楽に用いられたが、平安中期に廃絶。 2 広く5弦の琵琶。現在、筑前琵琶・錦(にしき)琵琶などがある。
ごさん【御傘】
江戸初期の俳諧式目書。10冊。松永貞徳著。慶安4年(1651)刊。俳諧用語をいろは順に整理し、指し合い・去り嫌い・句数(くかず)を説いたもの。俳諧御傘。おからかさ。ぎょさん。
ごさん‐ぶんがく【五山文学】
鎌倉末期から江戸初期にかけて、京都五山・鎌倉五山の禅僧たちにより書かれた漢詩文・日記・語録の総称。中国の宋・元文化の影響のもとに栄え、虎関師錬(こかんしれん)・雪村友梅(せっそんゆうばい)・義堂...
ごしょう‐かいぎ【五相会議】
昭和初期に、内閣総理大臣・外務大臣・大蔵大臣・陸軍大臣・海軍大臣によって行われた会議。昭和8年(1938)初開催。
ごせ【御所】
奈良県西部の市。江戸初期には桑山氏の城下町。大和絣(やまとがすり)の伝統を継ぐ繊維工業、大和売薬を母体とする製薬業が盛ん。吉野葛(くず)・御所柿(ごしょがき)が特産。人口3.0万(2010)。
ごせい‐ほう【後世方】
漢方医の一派。中国の金・元以後の医学に基づくもの。江戸初期に行われ、曲直瀬道三(まなせどうさん)・田代三喜らがいた。こうせいほう。ごせほう。→古医方(こいほう)