せいげん‐さいぼう【精原細胞】
精子が形成される初期段階の細胞。精巣中にあり、有糸分裂を繰り返して精母細胞となり、減数分裂を行って精細胞となる。精祖細胞。
せいさんみいったい【聖三位一体】
《原題、(イタリア)La trinità》マサッチョの絵画。フィレンツェのサンタマリアノベッラ聖堂の礼拝堂内壁に、祭壇の代わりに描かれたフレスコ画。縦約6.7メートル、横約3.2メートル。幾何学...
せい‐じ【青磁/青瓷/青甆】
素地や釉(うわぐすり)に微量の鉄分を含み、還元炎で焼成して青緑色に発色させた磁器。また、その色。酸化によって黄緑色・黄褐色を呈するものもある。中国で発達。日本での本格的な焼成は江戸初期の有田焼に...
せいすいしょう【醒睡笑】
江戸初期の咄本(はなしぼん)。8巻。安楽庵策伝著。元和9年(1623)成立。戦国末期から近世にかけて語られていた笑話を、全編42に分類、集大成したもの。のちの咄本や落語に大きな影響を与えた。
せいビショイ‐しゅうどういん【聖ビショイ修道院】
《Monastery of St. Bishoi》エジプト北部の町ワディナトルーンにあるコプト教会の修道院。キリスト教の最初期に隠遁生活を送ったとされる聖マカリオスの弟子、聖ビショイにより4世紀...
せいふくしゃ【征服者】
《原題、(フランス)Les Conquérants》マルローの小説。1928年、文芸誌「新フランス評論(N.R.F.)」に発表。自らが現地で目撃した初期の中国革命を主題とする作品。
せいペテロ‐の‐どうくつきょうかい【聖ペテロの洞窟教会】
《Aziz Petros Kilisesi》トルコ南部の都市アンタキヤの郊外にある洞窟教会。初期キリスト教時代、迫害を受けた信徒たちが使徒ペテロに導かれて、この洞窟に逃げ込んだとされる。1963...
せいボリスとグレブ‐せいどう【聖ボリスとグレブ聖堂】
《Tserkov' Borisa i Gleba/Церковь Бориса и Глеба》ロシア連邦西部、ウラジーミル州の村キデクシャにある教会。キーウ公国の最初期の聖人ボリスとグレブを祭...
せいマカリオス‐しゅうどういん【聖マカリオス修道院】
《Monastery of St. Macarius》エジプト北部の町ワディナトルーンにあるコプト教会の修道院。キリスト教の最初期に隠遁生活を送ったとされる聖マカリオスの死後、弟子たちにより4世...
せいマグマ‐こうしょう【正マグマ鉱床】
火成鉱床の一。マグマ固結の初期に晶出した有用鉱物が火成岩体の下部に濃集してできた鉱床。ニッケル・クロム・チタン・白金などを産出。