はなびし‐そう【花菱草】
ケシ科の多年草。高さ約50センチ。葉は羽状複葉で、裂片は糸状。夏、黄色い4弁花を開く。米国カリフォルニアの原産で、明治初期に渡来。カリフォルニアポピー。《季 夏》
はなれ‐きょうげん【離れ狂言】
初期の歌舞伎で、一幕または一番ずつ独立して演じられた歌舞伎狂言。野郎歌舞伎以降、寛文期（1661〜1673）の続き狂言（多幕物）に発展するまでの間に行われた。
はま‐ことば【浜言葉】
１ 日本の海岸沿いの地方で話される独特の言葉。地方によって異なる。 ２ 《「横浜言葉」の略》明治初期、横浜に在留の外国人と日本人の使った言葉。おもに、日本語化した英語と英語化した日本語とを混ぜて...
はまだ【浜田】
島根県西部の日本海に面する市。もと古田・松平氏の城下町。明治中期から輸出港、昭和初期から漁港も整備されて発展し、沖合漁業の基地。平成17年（2005）10月、金城(かなぎ)町・旭町・弥栄(やさか...
はや‐つけぎ【早付（け）木】
マッチのこと。幕末から明治初期に用いた語。すりつけぎ。
ハワーリジュ‐は【ハワーリジュ派】
《(アラビア)Khawārij は離脱者たちの意。単数形でハーリジー（Khārijī）派とも》イスラム教成立初期に存在した政治・宗教的党派。第4代正統カリフのアリーとムアーウィヤが争った際に、調...
はんじゅざんまいきょう【般舟三昧経】
大乗経典。後漢の支婁迦讖(しるかせん)訳3巻のほか数種あるが、梵本は散逸。現存する大乗経典で初期のもの。
ハンタウイルス‐はいしょうこうぐん【ハンタウイルス肺症候群】
ハンタウイルスによって起こる急性呼吸器感染症。初期症状は風邪に似て、せき、発熱、筋肉痛などがみられるが、続いて肺水腫が急速に進行する。致死率は高い。ハンタウイルス心肺症候群。HPS（hantav...
はん‐ちょう【藩庁】
明治初期、知藩事がその政務を執った役所。
はんでんしゅうじゅ‐の‐ほう【班田収授の法】
律令制で、人民に耕地を分割する法。中国、唐の均田法にならい、大化の改新の後に採用されたもので、6年ごとに班田を実施し、6歳以上の良民の男子に2段、良民の女子と官戸・公奴婢(くぬひ)にはその3分の...
