り‐つき【利付(き)】
公社債・株式などに利息・利益配当がついていること。
りつき‐てがた【利付手形】
手形面記載金額のほかに、その手形の振出日から支払期日までの利息も支払う手形。一覧払手形と一覧後定期払手形についてのみ認められ、手形にその利息文句を記載するとともに利率をも表示することが必要。
り‐ばい【利倍】
1 利益が倍加すること。利息が利息を生んで、元金のふえること。「其金も—増長して確かに立派な学費になって」〈福沢・福翁自伝〉 2 高利で貸して元金をふやすこと。「—ヲスル」〈日葡〉
り‐ばらい【利払い】
利息を支払うこと。
り‐ぶん【利分】
1 利益となる部分。 2 利子。利息。「公債株券の—も入る」〈魯庵・社会百面相〉
りょう‐おち【両落ち】
預金または貸し出しの利息計算で、預け入れ日・貸し出し日、または払い戻し日・返済日のいずれにも利息をつけないこと。両端落とし。
り‐りつ【利率】
元金に対する利息の割合。年利・日歩(ひぶ)などで表す。利子率。→表面利率 →利回り
利(り)を食(く)・う
1 取引で、利食いをする。「少し値上がりしたので—・う」→利食い 2 利息がつく。利息をかせぐ。「コノ金(かね)ワ—・ウ」〈日葡〉
わりびき‐さい【割引債】
券面に利札(りさつ)がなく、額面金額から利息相当分を差し引いた価格で発行され、償還日に額面金額が償還される債券。中期割引国債・短期国債・割引金融債など。→利付債